ミラノからヴェネチアへ!電車で日帰り観光旅行

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どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。

ミラノから水の都ヴェネチアへ、電車で日帰り観光旅行をしてきました。(2017年7月です)

ミラノからヴェネチアへは特急電車で約2時間半でいくことができます。新幹線で東京から名古屋あたりへ行くくらいの感覚です。ちょっとハードですが、時間的には十分日帰りで行ける距離です。

切符は駅の窓口でも買えますが、日帰り旅行で1日を長く使うには朝早い電車で出発する必要があります。

私は当日の混雑やトラブルを避けるため、前もってネットでイタリアの国鉄トレニタリアの公式サイトから切符を購入しました。

切符はプリントアウトはせずにグーグルドライブに保存し、駅員さんにはスマホで見せることにしました。それで特に問題なく改札や検札を通ることができました。

ミラノ中央駅(ミラノ・チェントラレ)からヴェネチアのサンタルチア駅まで、特急列車のフレッチャロッサ9705に乗っての旅です。

目次

ミラノからフレッチャロッサで快適な?ヴェネチアへの旅

フレッチャロッサのビジネスシートは革張りで電動リクライニングもついて非常に快適です。

列車のシートは4種類くらい選べるのですが、私は2番目に高いビジネスシートの1等車両にしました。

ビジネスシートなら列車の中でもぐっすり寝て体力を温存・回復できそうだし、移動時間が長いのでMacBookを持って仕事もできます。

ヴェネチアでは観光オンリーで、先日マッターホルンへ行った時のようなハイキングもありません。だからPCも持参しました。

ただ、人気の観光地であるヴェネチアへ向かう列車なので、ビジネスシートでも家族連れが多く、車内は結構うるさかったです。

耳栓がなければ寝れなかったかもです(汗)

ヴェネチア、サンタルチア駅に到着。まずはリアルト橋へ!

フレッチャロッサに乗って2時間半、誰もが憧れる水の都ヴェネチアのサンタルチア駅に到着です。

途中でよく似た名前の駅にも停車しますが、サンタルチア駅は終着駅です。終点に着いて全員が降りだすまで、間違えずに乗っていましょう。

駅を出ると、目の前にはよくある駅前ロータリーではなく、いきなり水路があります。さすが水の都です!

水路側からヴェネチア・サンタルチア駅を見るとこんな感じです。

ヴェネチアには来たものの特に予定を考えてなかったので、ひとまず駅前の船着場でヴァポレット(水上バス)の1日乗車券(20ユーロ)を購入。

しかしなぜかヴァポレットには乗らず、まずは歩いて有名なリアルト橋を目指すことに。歩いてサン・マルコ広場まで行き、ヴァポレットはサンタ・ルチア駅に戻ってくるときに乗ることにしました。

ヴェネチアは歩くとまるで迷路のように細い小道が続きます。そんな小道を大勢の観光客が歩いているという不思議な世界です。

リアルト橋を目指していますが、道案内の矢印もどっちが正しいのかわからず心もとない感じです(汗)

途中にはゴンドラ乗り場もありました。ヴェネチアに来たら一度は乗ってみたい乗り物ですが、お値段は30分80ユーロ。高っ!w

新婚旅行や何人かで来ている旅なら考えますが、今回はちょっと見送りました。。。

汗だくになりながら歩いてリアルト橋に到着。橋の両岸はもちろん、橋の上にもお店がならんでいます。記念撮影する人ですごく賑わっています。

この写真、街中の通りを歩いているように見えますが、実はリアルト橋の上ですw

サン・マルコ広場へ到着。カフェラテ発祥の店でランチ休憩

迷宮のようなヴェネチアの街中を歩きまわり、やっとの思いでサン・マルコ広場に到着です。

サン・マルコ広場はけっこう広いですが、それを上回る規模の観光客の数で、非常に混雑しています。人も多いし鳩も多い!

時刻がお昼近いのと、迷路を歩き回ってかなり疲れたので、休憩も兼ねてサン・マルコ広場のすぐ横にあるカフェ・フローリアンでランチすることに。

カフェ・フローリアンはカフェラテ発祥の店として知られる古いお店です。正装した陽気なウェイターさんが席を案内してくれました。

カフェラテの元祖のお店で出てくるカフェラテは、コーヒーとミルクが別々に出てくるタイプでした。自分の好みでコーヒーとミルクの分量を調節してくれということでしょうか?

カフェラテは美味しかったですが、一緒に頼んだクラブサンドイッチは値段の割には普通な感じでした。

カフェ・フローリアンの外ではピアノやヴァイオリンの生演奏もやっていて、生演奏を聴きながらコーヒーブレイクできます。カフェ・フローリアンの料金にはこの生演奏代も含まれていますね。

人が多くなければとても優雅に過ごせる場所だと思いますが、それにしても観光客が多いです。多すぎです。。。

大鐘楼からヴェネチアの街を一望する!

カフェ・フローリアンでのランチのあとは、サン・マルコ広場にある大鐘楼に登ってヴェネチアの街を一望してきました。

ヴェネチアの大鐘楼は非常に立派で大きいです。入るには大人8ユーロ、6歳から18歳までの子供は4ユーロの入場料が必要です。

入り口には長い列ができていましたが、大鐘楼には大型エレベーターがあるので、中に入ればすぐ鐘のある上部へ行けます。

ヴェネチアの大鐘楼からの眺めは爽快です!ヴェネチアは港にあるべき岸壁とか堤防といったものが本当に全然なくて、海からすぐの高さで建物が立っています。

アドリア海自体が穏やかな海だからできるのでしょうけど、本当に不思議な感じですね。

水上バスのヴァポレットでヴェネチアの街を一周

大鐘楼に登ったあとは、ヴァポレット(水上バス)に乗ってヴェネチアを一周してきました。

ヴェネチアでは細い水路はゴンドラや小さなボートで、それなりに大きい水路をヴァポレットで移動するようです。

ヴァポレットに乗ってヴェネチアングラスで有名なムラーノ島にも行ってみました。

ムラーノ島はサン・マルコ広場やリアルト橋に比べると、全然人が少なくとても静かです。ヴェネチアで人混みに疲れたら、ヴァポレットで他の島に渡るのも良いですね。

ヴァポレットに乗ると、ヴェネチアのいろんな貴重な建物をラクに見て回れます。

サンタルチア駅近くの大きな港には、大型旅客船も停泊しています。クルーズ旅行でヴェネチアを訪れているのでしょうか。

地中海やアドリア海を大きな船でクルーズ旅行するのも素敵ですね。

ヴァポレットでサンタルチア駅まで戻ったところで少し休憩し、ミラノ行きのフレッチャロッサに乗りました。

ミラノからヴェネチア日帰り旅行の費用

  • ミラノ中央駅→ヴェネチア・サンタルチア駅 60ユーロ(ビジネス1等車両)
  • ヴァポレット1日乗車券 20ユーロ
  • サン・マルコ広場の大鐘楼入場料 8ユーロ
  • ヴェネチア・サンタルチア駅→ミラノ中央駅 60ユーロ(ビジネス1等車両)

交通費だけだとミラノからヴェネチアの日帰り旅行で148ユーロかかりました。

ただし列車はビジネスシートの1等車両だったので、もっと安く乗ることもできます。

ヴェネチア市内移動のヴァポレットも、日帰りなら1日乗車券でなくても良かったかも知れません。

私が使った148ユーロというのは、自分で全て手配して行く時の一番高い例として参考にしてください。

私がいつも海外旅行のオプションツアーで利用するベルトラにもミラノからヴェネチアへの日帰りツアーがあります。

こちらは日本語ガイドとゴンドラ遊覧付きで190ユーロ。英語ガイドだと122ユーロです(※執筆時の金額。現在の金額は異なる場合があります)。

列車は2等車両になりますが、ヴェネチアが初めてでゴンドラにも乗りたい人はこちらを利用した方がお得ですね。

ヴェネチアは観光客があまりに多くてうんざりする時もありましたが、やはり一度は行っておきたいステキな場所です。

現地ではあまりの人の多さにうんざりしても、帰国して写真を見直すと素敵な景色ばかりが写っているんですよ!

本当に絵になる場所だったんだと再認識すること間違いなしです。

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