どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。
中国の首都、北京へ1週間ほど観光旅行へ行ってきました。
北京といえば、紫禁城や天安門広場、万里の長城など中国を代表する観光名所がある街です。
しかし中国政府の規制により、インターネットはGoogleやツイッター、facebook、Instagramなど特定のサイトやアプリには中国国内からはアクセスすることができません。
ただ、そこは回避する裏ワザ的な方法もいくつかあって、僕は普通にGoogleの各種サービスやツイッター、Facebookなども北京市内で利用することができました。
仕事でGmailやGoogle検索は欠かせないため、ちゃんと利用できるネット回線の確保には旅行前にかなり準備をしていて、結果うまくいきました。
メモ代わりにまとめておきますね。
中国でネット環境を確保する方法1:香港SIMを利用する
香港のプリペイドSIMを使って香港経由でデータローミングしてGmailやツイッター、インスタを利用する方法です。
香港のプリペイドSIMは日本のアマゾンで購入することができました。
私が購入したのはこちらです。
【正規日本語版】 中港8日 ( 中国 本土31省 香港 8日間 データ通信 専用 プリペイド SIM カード 4G対応 無制限 使い放題 )中国聯通 (セット割引あり)
これをSIMフリーのスマホ(iPhone X)に入れて利用しました。
テザリングができるスマホなら、パソコンからでもGoogleの各種サービスが使えます。
APNの設定とかは日本語の説明書が付いているので、その通りにやれば普通に利用できます。
これのおかげで外出先でもツイッターやインスタへ写真をアップすることができましたw
紫禁城や万里の長城などの観光スポットの様子をリアルタイムに発信したいなら、この香港SIMを利用するのがおすすめです。
私も万里の長城からツイッターやインスタに投稿できました。値段も安く使い勝手も良いので、一番おすすめの方法です。
中国でネット環境を確保する方法2:VPNを利用する
VPNを利用することで、アクセスポイントを中国国内ではなく、海外経由で接続して中国国内のネット規制を抜ける方法です。
ホテルのWi-FiでもこのVPNを利用することでGmailやfacebook等が使えるようになります。主にパソコンでネットを使う際に利用しました。
VPNサービスは無料のものもありますが、有料でも一ヶ月で1000円程度のものが多く、1週間の北京旅行でも決して高くはありません。
私は信頼性の面で有料のVPNを選んで使っていました。
私が利用したのはこちらのVPN。
https://www.acceleratorcn.biz/vyprvpn/
海外のサービスですが、アプリなどが日本語対応しているのが便利です。ときどき接続が途切れてしまうこともありましたが、まずまず問題なく利用できました。
VPNの接続地を日本にも設定することができるので、うっかり海外からのログインをブロックしていたサイトにも無事にログインすることもできました。
他に有料のVPNにはGMOのセカイVPNがあります。こちらは最初の2ヶ月が無料なので、短期の旅行なら実質無料で利用することもできます。
VPNの利用上の注意点としては、基本的に1回線での利用しかできないことが挙げられます。
1つのVPNサービスでスマホとパソコンといった2端末の同時利用ができません。そのため有料のVPNを利用しつつ、サブとして他の無料VPNもいくつかダウンロードしておくのがおすすめです。
中国でネット環境を確保する方法3:VPN対応の海外Wi-Fiレンタルを利用する
海外旅行の際にモバイルWi-Fiレンタルを利用する人も多いですが、中国向けにVPN対応のWi-Fiレンタルを行なっている事業者もあります。
中国でのネット接続については常に確認・検証をしているようで、ほぼ確実に中国でもGmail等が利用できます。
私も香港ローミングSIM、VPNサービスの加入と準備はしていましたが、初めての中国ということもあり、念のためVPN対応の海外Wi-Fiレンタルも加入して持って行きました。
中国向けにVPN対応の海外Wi-Fiレンタルをしている業者には、グローバルWi-Fiとチャイナデータがあります。
私はグローバルWi-Fiを利用しました。
Wi-Fi端末レンタルは1日1000円以上かかるところが多く、値段が高いのがデメリットです。
しかし結果として、念のために借りておいてよかったです。
北京ではスタバでも無料Wi-Fiの利用登録に中国の携帯番号が必要で、外国人には利用が難しいです。
スタバなど外出先でパソコンを利用するときに、このグローバルWi-Fiが意外と活躍しました。
スマホのテザリングという手もありましたが、2GBまでのプリペイドSIMだったので通信容量が心配になります。
グローバルWi-Fiを外出時のパソコン利用専用と割り切って使えば、スマホの通信容量も気にしなくてよくなり、非常に快適でしたね。
その他に中国へ行く前にやっておくとよいこと
百度地図(バイドゥマップ)アプリのインストール
北京ではグーグルマップやアップルの地図アプリの精度が悪く、あまり使えません。地図アプリは百度地図がほぼ必須です。
百度地図は中国語表記なので、タクシーに行き先を伝えるのにも便利です。グーグルマップで場所を照らし合わせて百度地図を使うとよいです。
WeChatアプリのインストールとWeChatpayの登録
北京ではWeChatPayでの電子決済が非常に便利です。WeChatPayは中国の銀行口座と紐付いてデビットカードのように利用するものですが、中国の銀行口座のない日本人でもクレジットカードでアカウントを作ることができます。
ただしクレジットカードでの入金(チャージ)はできないので、日本の空港でポケットチェンジの端末から日本円や外貨の現金であらかじめ入金しておく必要があります。
まとめ
中国でネットを快適に使うなら、香港のローミングSIMとVPNが必須。外出先でパソコンを使うならWi-Fiレンタルもあったほうがいい、といった感じです。
ホテルのWi-FiもVPNがなければGmailやfacebookなどがアクセスできません。VPNだけでも準備した方がいいですね。