どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。
2022年12月にハワイへ行ってきました。3年ぶりのハワイです!
今回で50周年となるホノルルマラソンに参加するのが主目的ですが、ついでに日本から折りたたみ自転車birdyを海外輪行してサイクリングも楽しんできました。
ワイキキから自転車でいろんなところへ行ったので、ハワイでサイクリングを楽しみたい方へ記録を残しておきます。
まずはタンタラスの丘へ
ワイキキビーチのホテル群からダイヤモンドヘッドまで広く見渡せる絶景スポットです。
日本からハワイ到着の翌日にサイクリングの練習がてら行ってきました。
自転車でワイキキから行きは1時間、帰りは30分ほど。
大した距離ではないですが、ワイキキ周辺を出るとほぼずっと上り坂が続き、体力的にけっこうきついです。
ここはワイキキから電動アシストのレンタサイクルでくるのがベストだと思います。
サンセットの夜景も美しい場所ですが、たぶん自転車だと夜の帰りの下り坂が怖いです。
電動アシスト自転車の親子にあっさり追い抜かれた悲しい思い出ができてしまいましたw
ワイキキからカイルア方面へサイクリング
ホノルル到着3日目は宿泊しているワイキキビーチのホテルからオアフ島の西にあるカイルアビーチまでbirdyでサイクリングしてきました。
タンタラスの丘で練習したし、輪行バッグも装備して自走不能時の対策もしています。
なんとかなるかな〜という感じでしたが、およそ7時間におよぶbirdyにはちょっとハードなサイクリングでした。
ヌウアヌパリ展望台
ワイキキを朝9時頃出発し、2時間弱で到着した絶景スポットです。遠くにカイルア方面の海が見えます。
晴れていたらめちゃめちゃいい景色が見れると思います。
しかし途中の道のりは厳しいの一言。ホノルルのダウンタウンからここまではひたすら登り坂です。
この日は終日風が強かったですがこの辺りは特に風が強く、身体ごと持っていかれそうな台風レベルの猛烈な強風でした。
途中でハイウェイを通ることになりますが、ハイウェイでスコールに遭遇し、避難できる場所もなくずぶ濡れで走行するハメに。
濡れた身体に強風が吹きつけ身体が冷えるため、ウィンドブレーカーを着用しました。
激坂と強風と寒さで本当に疲弊し、到着して自転車を降りた途端に膝が崩れましたw
ワイキキから最初に向かった場所なので来れましたが、ルートの後半に組み込んでいたら疲労困憊で心が折れて辿り着けませんでした。
Googleマップではワイキキからここへ来るルートは表示されるのに、カイルア方面からこちらに向かうルートはなぜか表示されません。
ここからカイルア方面へ向かってみてその理由がわかりました。
道はさらに急な激坂・車の流れが早い・トンネルありで自転車では正直厳しい感じでした。
Googleマップで表示されないのに納得の難所でした。
ここが今回のオアフ島birdyサイクリングで最大の難所でした。レンタカーで来るならおすすめの絶景スポットです。
ブーツ&キモズでマカダミアパンケーキを食べる
マカダミアナッツのパンケーキの有名店です。場所的にはカイルアビーチの手前にあります。
ヌウアヌパリ展望台からはほぼずっと下り坂だったので比較的ラクに来れました。
ヌウアヌパリ展望台で想像以上に消耗したのと、ちょうどお昼頃だったのでカイルアビーチへ向かう前に腹ごしらえです。
はるか昔に訪れた時は一軒家だったけど、今の場所に移転したのかな?
マカダミアナッツのバナナパンケーキとコナコーヒーを注文。
パンケーキはスモールとラージが選べ、スモールにしたけどそれでも量が多かったですね。
最初は美味しく食べていたけど、圧倒的な量にだんだん苦痛になっていきましたw
パンケーキ以外のメニューも美味しいみたいなので、家族やグループで訪れてシェアする形で食べるのが良さそうです。
カイルアビーチパーク
オアフ島東部にある有名なビーチです。ブーツ&キモズからは自転車で10分程度で到着です。
このビーチは風が強くて、ここは何度来てもカイトサーフィンやってる人が必ずいます。
人の多いワイキキビーチとは違って静かでとても美しいビーチです。
カイルア周辺はサイクリングならかなり効率良く見て回れます。
TheBusなどをうまく乗り継いでカイルアまで来て、カイルアのレンタサイクル屋さんを利用するのもおすすめです。
ここはビーチのすぐ裏に駐車場があるのでレンタカーでくる人が多いです。ワイキキからサイクリングは少数派ですねw
ラニカイビーチ
カイルアビーチから自転車で10分弱。カイルアビーチの隣のビーチです。
昔は知る人ぞ知る的な隠れ家ビーチでしたが、今やすっかり有名になっている感じです。
カイルアビーチからは途中で坂を登りますがラニカイの灯台?あたりはカイルアビーチが見渡せる絶景ポイント。
周辺の道は一方通行ばかりなので、自転車でも逆走にならないよう要注意です。
2枚目の写真の小道を抜けると美しいビーチが眼前に広がります。
ワイナマロビーチ
ラニカイビーチからは自転車で40分程度。
Googleマップ上では道の途中に表示され、周辺の公園施設や駐車場からはけっこう離れた場所にあります。
ここはサイクリングやバイクツーリングなら良いが車では通り過ぎるだけになりそう。
自転車を止めてガードレールの切れ目からビーチに入ると、誰もいない絶景のビーチが広がっています。
ここは本当に清々しく、サイクリングで来てよかった場所ですね!
マカプウ展望台
オアフ島東の豪快な地形と自然が一望できる展望台です。
マカプウポイントライトハウストレイルというハイキングコースがあり、1時間くらいあればより高台の展望台からマカプウを一望できます。
ここは記念撮影にもおすすめの場所です。
絶景ポイントですが自転車だと激坂で苦しい場所ですw
ハロナ潮吹き岩展望台
荒い波が絶え間なく押し寄せ、岩壁に叩きつけられた波がクジラの潮吹きのように高く舞い上がるポイントです。
マカプウ展望台から自転車で30分くらいでした。
厳しい荒波にさらされていますw🤧 pic.twitter.com/Y498BlJmuX
— ぴかちゅう@ハワイなう (@hiroshix_dx) December 9, 2022
日没までにはホテルへ戻りたいので、このあたりはかなり駆け足でしたw
ハイウェイを通ってホテルへ無事帰還
ハナウマ湾などを素通りしてハワイカイへ入り、カハラ地区までハイウェイをひたすら直進。
ハワイカイからカフクへ向かう道は平坦に見えるが全体的に長くゆるい登り坂になっているのが自転車だとわかる。
ホノルルマラソンのハイウェイ折り返しの後半がキツいわけだw
ハイウェイを降りる辺りでGoogleマップに変な細い登り坂を案内されるが、信じて進むと無事にちゃんとした道に出ました。
今回のオアフ島birdyサイクリング行程
XOSSのサイコンからの行程です。ブーツ&キモズで一度電源を切ってしまったので2行程に分かれています。
総走行距離は70kmほどで、ワイキキのホテルを9時少し前に出発し、夕方4時過ぎに帰還しました。
日中の明るい時間で移動できるギリギリの距離でしたw
もし同じルートでサイクリングする機会があれば参考にしてください。
オアフ島サイクリングの注意点とおすすめ品
日本からハワイ・ホノルルまで自転車を運ぶ
昨年の宮古島birdy輪行旅行時にbirdy輪行用に大型スーツケースを用意していました。
これを使い日本からハワイまでbirdyを輪行しました。
まずbirdyを折りたたみ、シートポストとハンドルを外した状態でスーツケース内に収納します。
その後に四隅にサンダルやサドルバッグなど柔らかいものを詰めて車体を保護するようにしました。
birdy以外の装備としては、以下のものを持参しました。
- ヘルメット
- サイクルロック(チェーンロック2本、ワイヤーロック1本)
- ツールボトル(空気入れ、予備チューブ、パンク修理キット、工具セット)
- 輪行バッグ(走行不能時に収納、TheBusもしくはUberで帰還用)
- ハイドレーションバッグ([サロモン] ハイドレーション ベスト リュックサック バックパック ACTIVE SKIN 4)
- 薄手のウィンドブレーカー
ハワイのサイクリングではヘルメットは絶対に必要
ホノルルやオアフ島内は自転車専用のバイクレーンも多く基本的には走りやすいです。
しかし日本とハワイでは車の走行が左右反対なように、自転車も日本とは左右反対です。
ハワイでは自転車はキープライトで右側走行。大きな信号では2段階左折。日本と逆で最初は慣れません。
車の追突や接触の危険もあるため、ヘルメットは必ず着用しましょう。
鍵はできれば3ロックで
ハワイでは自転車は指定の場所に鍵で繋いでおく、いわゆる地球ロックが必要です。
写真のような自転車のオブジェに自転車をつなげて駐車します。
しかしそれでもホイールだけ、サドルだけ盗まれるパターンもあり、悲惨な状況の自転車もけっこう目にしました。
こうならないためにも前輪、後輪、サドルにもロックが必要です。
とはいえ海外輪行なので、あまりに頑丈な重い鍵では輪行に支障が出る恐れもあります。
私は自転車の保管はホテルの室内で行うことを前提に、細いチェーンロック2本とワイヤーロックを1本を持参しました。
これが正解かはわかりませんが、盗難の被害には遭わずに済みました。
自転車の保管はホテルの客室内で
渡航前はホテルのベランダに自転車を保管すればいいやと考えていました。
しかしワイキキのホテルは強い風に見舞われることが多く、ベランダでは自転車が風で倒されてガラス戸を破損する可能性を感じました。
結局自転車の保管はホテルの客室内にしました。
幸いとても大きなホテルでエレベーターも大きく、小径車のbirdyなら他に2〜3人いても難なくエレベーターには乗れました。
ホテルの人には自転車を客室内に運び入れる許可をもらおうと考えていました。
しかし建物のすぐ向かいが海でビーチへ遊びにいく客も多いホテルなためか、自転車を押して通路やエレベーターにいても全くお咎めなしでした。
この点は非常にありがたかったです。
薄手のウィンドブレーカーと輪行バッグは持参したい
ハワイは暑いですが突然スコールに見舞われるので、コンパクトに畳めるパーカーやウィンドブレーカーがあると良いです。
私もサイクリング中にスコールでずぶ濡れになり、強風で体温を奪われる事態に見舞われましたが、ウィンドブレーカーを持っていたので寒さにやられずに済みました。
輪行バッグは日本からハワイへの輪行ではなく、サイクリング中に自走不可能な状態になったときに備えて持参しました。
折りたたみ自転車のbirdyなら自走できなくなっても、折りたたんで輪行袋に入れればそのままTheBusやUberのタクシーに乗車できます。
実際に使う機会はありませんでしたが、お守り的に持参しました。
ハイドレーションバッグはbirdyのロングサイクリングに便利
ハイドレーションバッグはサイクリングではなくホノルルマラソン用に準備したものでしたが、今回のサイクリングではとても役に立ちました。
折りたたみの小径車のbirdyにはウォーターボトルなどをつけるスペースがそもそも少ないです。
さらに今回は海外輪行でサイクルロックを3本持っての移動のため、国内サイクリングでペットボトル入れに使っていたハンドルバッグをサイクルロック入れに使わざるを得ませんでした。
水を運べるスペースがなくなってしまったため苦肉の策でのハイドレーションバッグ利用でしたが、激坂でもすぐに水が飲めるのは非常に助かりました。
私の使った[サロモン] ハイドレーション ベスト リュックサック バックパック ACTIVE SKIN 4はサイクリング用ではないのでザック部分は水以外の収納スペースが少ないです。
今回のオアフ島サイクリングでもう少し荷物の入るハイドレーションバッグならベストチョイスではないかと思いました。
birdyオアフ島サイクリング海外輪行まとめ
出発前はいろんなケースを想定して準備して、けっこう大変でした。
しかし結果的に落車やパンクといったトラブルは起きず、とても疲れはしましたが比較的順調に進んだサイクリングとなりました。
全然サイクリングと関係ないですが、思い切ってbirdyをオアフ島まで持ってくると観光以外にも近場への足代わりに非常に便利です。
ワイキキからアラモアナショッピングセンターまでは地味に遠いですが、自転車だと本当にスグで買い物にも便利です。
レナードのマラサダもワイキキからサクッと買いに行けます。
楽しい思い出がまた一つ増えましたねw