どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。
バルセロナの旧市街でランブラス通り沿いにある公設市場、サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)へ行ってきました。
昔は地元の人たちだけが新鮮な食材を買い求めて集まる市場だったそうですが、立地の良さもあってか現在は観光客の来場も非常に多くなり、市場内はいろんな国の人たちで溢れかえっています。
市場はお店も多く人も多いため、たいへん活気があります。バルセロナの食と活気を感じられるサン・ジョセップ市場(ボケリア市場)をレポします。
たくさんの人で溢れかえるサン・ジョセップ市場(ボケリア市場)
ここがサン・ジョセップ市場(ボケリア市場)の入り口です。看板にはサン・ジョセップとラ・ボケリアの両方の表記があります。
サン・ジョセップ市場が正式名称で、ラ・ボケリアは古くから呼ばれてきた愛称のようです。
市場の中はこのような感じで人がごった返しています。
市場には八百屋や果物屋さんから、生ハムの店やチーズのお店、魚介類のお店など、さまざまな食料品のお店が立ち並びます。お店の数はおよそ200くらいあります。
市場のお店で買い物をする人も多いですが、物珍しさでスマホやカメラで撮影する人たちも多いですね。
こちらはスイーツ屋さん。マカロンやチョコが美味しそうです。
生ハム屋さんでは生ハムの食べ歩きができるテイクアウト用のものも売っています。
市場の奥の方には鮮魚や魚介類のお店が並ぶ一角があります。魚のさばき方が豪快です。
サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)で食べ歩き!
サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)では食べ歩きができるテイクアウトメニューがけっこうたくさんのお店で売られています。
海鮮のお店では小魚や小エビ、小イカのフライやタコのマリネ、そしてその場で殻を剥いてくれる新鮮なカキなどを売っています。
値段は3ユーロから6ユーロくらいでそれほど安くはありませんが、お祭りの屋台のような気分が味わえます。
おすすめは果物屋さんのこちらのフルーツジュースですね。美味しくて値段も高くありません。
いちごを5個くらい串刺しにしてチョコレート掛けしたものも3ユーロくらいで売っています。まさに食べ歩き用アイテムといった感じです。
サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)でランチを食べる
スペインではランチタイムが午後2時くらいでディナータイムは午後9時くらいです。
日本とはランチもディナーも2時間くらいズレていて、レストランもこの時間帯が一番混雑します。
サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)にも気軽にランチを食べられるバルがいくつもありますが、お昼12時くらいならそれなりに混んではいるものの、ランチタイムには外れるのでバルのカウンターでお昼を食べることも十分可能です。
午後2時、3時でも市場内のバルは混んではいますが、遅めのランチでも全然大丈夫です。
ただしどの店もカウンター席か小さいテーブル席しかないため、一緒に食事をするなら多くても3名までといったところ。
一人旅やカップル、友達と2人で来るなら問題ありませんが、家族やグループでみんなでワイワイやりながら食事をするのはほぼ無理です。
グループで来ている場合は2〜3人づつに分かれて違う店に行くなどしましょう。
いろんな魚介類を一皿に盛り込んだ海鮮アソート。マテ貝が美味しかったです。
サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)でパエリアを食べることはできる?
バルセロナを訪れたら絶対に食べたい料理として、パエリアが挙げられます。
しかしバルセロナ名物のパエリアを食べられるお店は、サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)には残念ながらないと思ったほうがいいでしょう。
パエリアはそもそも調理に時間のかかるメニューです。レストランでオーダーしても提供までに20分くらいかかるのが普通です。
市場内のバルはカウンター席が中心の屋台のようなお店ばかりなので、料理も比較的早く提供できる鉄板焼きのグリルやフライが中心です。
私も実際にボケリア市場内のバルの何件かで食事をしましたが、パエリアはメニューにはなかったと記憶しています。
美味しいパエリアを食べるならサン・ジョセップ市場(ボケリア市場)ではなく、トリップアドバイザーでレストランを調べたり、ホテルのコンシェルジュにおすすめの店を聞いて予約してもらうといいでしょう。
サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)の行き方・アクセス
サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)はランブラス通りの中間よりややカタルーニャ広場よりの場所にあります。地下鉄のリセウ駅からは歩いて3分程度。
タクシーやUberでも行けますが、付近は人通りがものすごく多いです。車だとかえって時間がかかるかもしれません。地下鉄かランブラス通りを歩いていくのがおすすめです。