モスクワ赤の広場とクレムリン観光【ロシア旅行2018・世界遺産】

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どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。

ロシア・モスクワに来たら絶対に訪れることになるのが赤の広場とクレムリンです。モスクワ市のど真ん中にあり、観光スポットが集中しているエリアです。

モスクワの赤の広場とクレムリンは、まだ行ったことのない日本人にとっては政治的なイメージもあるし、かなり謎の多い場所だと思います。

しかし実際に行ってみると、警備は厳重ですがとてもキレイで良いところでした。世界遺産の文化遺産に指定されるほどですからね。

モスクワの赤の広場とクレムリンは城壁とレーニン廟を挟んでとなりあっていますが、両方合わせるとかなりの広さです。丸一日かけてもゆっくり見て回れないほどです。

赤の広場とクレムリンはどんなところなのか、簡単にレポートしておきますね。

目次

歴史ある建物に囲まれた「赤の広場」

赤の広場は4つの歴史的建築に囲まれた、すべて石畳でできた広〜い広場です。どの建物も立派で美しく、ディズニーランドにでも来たかのような気分になります。

ポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)とスパスカヤ塔【赤の広場】


赤の広場にあってひときわ特異な形をしていて、赤の広場のシンボルとなっているのが、このポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)です。

玉ねぎやスライムを連想させる塔の形は積雪対策とも言われていますが、インドやイスラム寺院なんかの影響もあるんじゃないかと思えます。

ポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)の横にある大きな時計塔がスパスカヤ塔です。

この塔の出入り口はとなりのクレムリンと通じていて、クレムリンの騎馬警備隊が行進する際はこの塔から赤の広場へ出て行くようです。

赤の広場での騎馬行進は見れませんでしたが、クレムリンの中にいて騎馬隊がこの塔から赤の広場へ出て行くところは目撃できました。

夜になるととても幻想的にライトアップされます。

グム百貨店【赤の広場】


赤の広場に面して立っているのがグム百貨店です。かつてはKGBの本部があったとも言われる建物ですが、現在は多くの観光客で賑わうショッピングエリアになっています。

建物の中はこんな感じ。ちょうどFIFAサッカーW杯ロシア大会の期間中だったので、いたるところにFIFAのマスコットやサッカーボールがあります。

建物内のエスカレーターは登り専用しかなく下りは階段になりますが、この階段がとても滑りやすいので注意が必要です。

赤の広場に面した1階はカフェレストランが立ち並んでいるので、ここで休憩したり食事をするのもおすすめです。

夜になるとライトアップが本当にキレイで、ここはインスタ映えがすごいところです。

国立歴史博物館【赤の広場】

ロシアの国立歴史博物館です。写真は赤の広場の外から撮ったものですが、赤の広場の方から入場できます。

お城のような建物なので、赤の広場のほかの建築にも負けないくらい存在感があります。

レーニン廟【赤の広場】

スパスカヤ塔と国立歴史博物館の間にあるのがレーニン廟です。

レーニンの遺体が生前の姿のまま安置されているところで、中は撮影禁止です。入場制限があり平日の午前中から長蛇の列ができているので、中に入るのはなかなか大変です。

以前ベトナムのハノイにあるホーチミン廟を訪れた際に、ホーチミン氏の遺体が生前の姿のまま安置されており、遺体にはロシアの保管技術を使っていると聞きました。

レーニンの遺体も同じ技術で生前の姿を保ったまま保存されているようです。

ここはロシアでも重要な施設とされているようで、警備員がしっかり見張っていますね。

赤の広場の外もとてもキレイ!


赤の広場も素晴らしいですが、赤の広場の外もモスクワ市民の憩いの場になっていて、とてもキレイな場所です。

赤の広場のすぐ外のマネージナヤ広場では庭園が美しく整備されています。

ちょうどサッカーのFIFAW杯開催中ということもあり、ここでもワールドカップ関連のオブジェがいくつもあり、記念撮影する各国サポーターも多かったです。

ここはクレムリンの裏の方ですが、このように立派な噴水もありますよ。

クレムリンの中へ突入!


クレムリンの城壁の中にも行ってきました。

大クレムリン宮殿【クレムリン】

大クレムリン宮殿です。白亜の美しい宮殿です。中はパリのルーブル宮殿にも勝るほどの豪華さだそうですが、現在は世界各国の要人との会見に使用されていて、一般の観光客は立ち入ることができません。

クレムリンには他にもロシア大統領府など政府の重要な建物もいくつかあり、一般の人が入れないエリアや建物も多くあります。警備員もしっかり見張っているので、あまり変にウロウロすることはできません。

武器庫【クレムリン】

こちらは武器庫です。大クレムリン宮殿の通路をはさんだ隣にあります。入場料700ルーブルが必要です。

武器庫といっても収蔵されているのはミサイルやマシンガンではなく、昔の騎士の鎧や刀剣、宝飾品や馬車などです。

特に馬車の装飾が豪華すぎて、まるで生物を思わせる馬車に見えないデザインで驚きました。

残念ながら武器庫の館内は撮影禁止でお見せすることはできないので、代わりにエルミタージュ美術館にあったソリの写真をあげておきます。

武器庫にあった馬車の数々はこれよりもさらに繊細かつゴージャスな装飾が施されていますよ。

イワン大帝の鐘楼とアルハンゲルスキー聖堂【クレムリン】

こちらはイワン大帝の鐘楼とアルハンゲルスキー聖堂です。

写真左のイワン大帝の鐘楼は、イワン大帝がこれより高い建物を建てるのを長らく禁じていたので、かつてはロシアで一番高い建築だったそうです。

写真右のアルハンゲルスキー聖堂はロシアの歴代皇帝のお墓がある聖堂です。

どちらの建物も写り込んでいる人との対比でわかりますが、巨人の家かと思うほどの大きさです。2階建や3階建の建物ではないですよw

大砲の皇帝と鐘の皇帝【クレムリン】

こちらは「大砲の皇帝」という名前のついた大砲です。

砲身は人がすっぽり入れるほどの大きさで約1トンの弾を発射する巨砲ですが、一度も発射されたことはなかったそうです。

ここまでデカイと狙いを定めて撃つのも大変ですよねw

こちらは鐘の皇帝という名前の鐘です。世界最大の鐘だそうですが一度も鳴らされたことがないそうです。

大砲の皇帝といい、鐘の皇帝といい、デカさや世界一を追求しすぎて失敗しちゃったんでしょうか?w

クレムリン内では騎馬行進もやっている!【クレムリン】

クレムリンの中では騎馬隊による行進もやっていました。昔からのしきたりなのか、観光客向けのサービスかはわかりませんが、こういうのは見入ってしまいますね。

クレムリンは入場券が必要です。

ここはクレムリンの入場チケット売り場です。クレムリンは木曜日がお休みです。木曜日は入場できません。

また入場時間も10時から17時までと決まっているので、チケット購入の時間まで考慮すると、クレムリン観光だけで1日かかるかもしれません。

また、施設によっては別途入場券の購入が必要ですが、入場券の購入も長蛇の列ができてけっこう大変です。
こちらはクレムリンの入場チケット売り場前です。

私は共通入場券と武器庫の入場券を購入しました。共通入場券だけなら自販機で購入できますが、武器庫の方は窓口で販売しており1時間近く並んでやっと購入できました。

赤の広場とクレムリンを1日で見て回るなら、朝と夕方は赤の広場、日中はクレムリンと分けて計画を立てるのがよいでしょう。

赤の広場とクレムリンはどちらもとてもキレイで美しいです。1日で見て回れなくても、2日かけてでも見て回る価値があります。

モスクワ観光の定番中の定番スポットですが、ぜひ行ってみてくださいね!

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