どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。
ロサンゼルス旅行で行ってみたいなと思っていたツアーの一つが、デスバレー国立公園へ行くツアーです。
デスバレーはその名の通り「死の谷」を連想させるくらい過酷な気候で、デスバレー国立公園内にある海抜マイナス86mの干上がった湖、バッドウォーターでは夏には50度を超える灼熱地獄となります。
ただ、そんな厳しい気候の中で行われるバッドウォーターウルトラマラソンというマラソン大会があることから、行けるなら一度は行ってどんな場所か知ってみたいと思っていました。
日帰りとはいえロサンゼルス市内から車で片道5時間もかかる長距離ツアーですが、せっかくなので頑張って行ってきました!
ダンテスビュー
ダンテスビューはデスバレー国立公園全体を見下ろすことができる崖の上にある展望ポイントです。
すぐ下には塩の大地であるバッドウォーターが見渡せます。ここは大昔は湖だったそうですが、見事に干上がっています。
ダンテスビューを横から見るとこんな感じ。
荒野の丘の上に作られた砦みたいな感じですね。
ここは本来はツアーでは行く予定のないところだったそうですが、天候に恵まれたのと、昼食を途中のメキシコ料理屋でテイクアウトして車内で食べることにしたため、時間的に余裕がありガイドさんに連れて行ってもらえました。
デスバレーで最も見晴らしのよいところだそうです。
景色も壮観で前日に雨が降っており地面の埃も落ち着いているせいか、空気もとてもきれいで清々しい気分になりました。
バッドウォーター
ダンテスビューから見下ろしていた白い塩の大地がバッドウォーターです。
見渡す限り白い塩の大地が広がります。
果てしなく広がる塩の大地ですが、ここは海抜マイナス86メートルという北米では最も低い場所にある土地です。
夏には気温が50度以上にも達する灼熱の地ですが、この過酷な気候条件を生かして、開発中の車の耐久テストを行う自動車メーカーがいくつもあるそうです。
私が訪れたのは3月下旬ですが、半袖でも十分過ごせるほどの陽気でした。
前日にはこの地域には珍しくまとまった雨が降ったため、塩の上に水たまりができていました。
水が浮いているバッドウォーターはかなり珍しいらしく、ガイドさんも初めて見たと言っていました。
もっとたくさんの雨が降って水が地面を覆うくらいになれば、ここもボリビアのウユニ塩湖のように綺麗に鏡面反射するインスタ映え写真が取れると思います。
でもそこまで雨が降ることはほとんどないみたいですねw
ここバッドウォーターはL’Arc〜en〜Ciel (ラルク アン シエル )の「Winter Fall」のミュージックビデオのロケ地にも使われたそうです。
確かにここバッドウォーターっぽい景色が見れますね!
デスバレー国立公園のお土産屋さん
バッドウォーターに入る前のデスバレー国立公園の入り口には2件のホテルとお土産屋さんがあります。
ホテルは夏季は暑すぎて営業しておらず、春・秋・冬のみの営業だそうです。
お土産屋さんではTシャツやマグカップなど観光地にありがちなお土産も数多く売っていますが、ここではこのデスバレー国立公園でしか売っていない記念コインが売られているそう。
記念コインはアメリカ各地の国立公園内でそれぞれ販売されており、この記念コインを全て集めるために全米の国立公園を回るコレクターもいるとか。
このデスバレーに来るだけでも大変なのに、この広大なアメリカ国内の国立公園を全て行くというのは、なかなかロマンを感じますね。
アーティストパレット
アーティストパレットはデスバレー国立公園内にある岩肌が様々な色に変化しているポイントです。
自然なのでさすがに色はちょっと薄いですが、確かに絵描きさんのパレットのようにも見えますね。
このパレットのようになっているところの少し横には、スターウォーズの撮影で使われたロケ地があります。
どこのシーンかわからないですが、確かにスターウォーズにも出てきそうですね。
ザブリスキーポイント
ここは車から下車して少し歩くだけでたどり着けるスポットですが、眺めが壮観です。
別の方向をみたところです。
ここは写真家のザブリスキーさんが黄金山を発見したと見間違えたそうですが、確かに陽の当たり具合によっては黄金の山にも見えます。
ここを見渡せる場所に立つと、日本で見る景色とは違いすぎて、どこか異世界に迷い込んだような気分になりますよ。
デスバレー国立公園日帰りツアーについて
ロサンゼルス発のデスバレー国立公園日帰りツアーは車で片道約5時間かかる長距離ツアーです。
朝8時にホテルロビーでピックアップしてもらいましたが、ホテルに帰ってきたのは夜の9時すぎでした。小さいお子さん連れや、乗り物酔いしやすい方にはツラいツアーかもしれません。
ただ、道中は長いですが、車の窓から見える景色はロス市内から離れると広大な荒野と木のない荒れた山肌がつづく、アメリカらしい風景が続きます。
日本では決してみられない景色なので、ぼんやり見ていても飽きることはありませんでした。
カップルや友達同士、子供も大きくなった家族のツアーにはおすすめです。
一人で申し込むと、他の参加メンバーがいなかったり、人数が少ない場合は催行されないこともあるそうです。
私も一人で申し込みましたが、幸い他に親子2名の参加者がいらっしゃったので、無事にツアーが催行されました。
そういう点でも何人かで申し込むのがおすすめのツアーですね。