どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。
パリ4日目はロワールの古城を巡るオプションツアーに参加。
ベルトラ経由で申し込んだ、マイバスフランスの企画ツアーです。
>>ベルトラのフランス現地オプショナルツアー一覧
今回のツアーはメルセデスの観光バスでのツアーで、かなり快適です。シートは革張り、リクライニングとフットレストも各座席についています。メルセデスはバスも高級なのか?(笑)
広大な敷地をもつアンボワーズ城
まず最初に訪れたのが、アンボワーズ城です。
城内の敷地面積は東京の山手線の内側に相当するくらい広く、城の建物自体もかなり大きいです。立派な城ですが、主に城内で狩りをする時のみ使われた城だったそうです。
この城の中には、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案した二重らせん階段があります。
敵が城内に攻め込んできたときも、二重らせん階段のもう一方の階段から敵とすれ違わずに降りることができるそうです。
見た目には普通のらせん階段にしか見えないので、知らずに侵入した敵は騙されてしまいますねw
日本の城の天守閣にあたる部分も石でできていて、非常に立派です。
中世のお城は全部石でできているとばかり思っていましたが、石でできているのは壁が中心で、2階、3階の床は木材で組み上げ、その上に石を敷いているそうです。
石でできたお城ですが、火事になったら床が抜けてしまうので大変です。
王族の寝室も見学できます。
中世のフランスの王族の寝室はベッドがびっくりするくらい小さいです。
天蓋はついていて立派ですが、せいぜいセミダブルベットくらいの幅しかありません。
女性が一人寝るのにギリギリくらいの大きさで、体格のいい男性が寝たら、確実に足がはみ出るサイズです。
昔の人は、今みたいにベッドで完全に横になって寝ることは少なく、背もたれや足置きを使って、体を半分起こした状態で寝ていたそうです。
ベッドで熟睡というより、ソファーでうたた寝するような感じですね。
レオナルド・ダヴィンチが過ごした家、ル・クロ・リュセ
アンボワーズ城に続いて訪れたのが、レオナルド・ダヴィンチの居室やアトリエのあるル・クロ・リュセです。
レオナルド・ダヴィンチはイタリア人ですが、1516年にフランソワ1世の招聘でフランスに赴き、1519年にフランスで亡くなります。
ダヴィンチ自身は晩年の最後の3年間をフランスで過ごしただけですが、フランソワ1世の庇護のもとで、様々な創作活動を行っており、わずか3年とはいえフランスの文化に大きな影響を与えました。
中世のフランスは、ローマ時代から栄えるイタリアに比べて、いろんな面でとても遅れていたそうで、イタリアから来たダヴィンチの知識人、文化人としての影響力はとても大きかったようです。
このル・クロ・リュセにあるアトリエで、ダヴィンチは絵を描き、アイデアをスケッチし、読書や創作活動に勤しんだそうです。
ル・クロ・リュセには、ダヴィンチが考案した戦車やポンプ、可動橋など様々な模型が展示されています。
有名なプロペラはもちろん、今も世界中で使われているボールベアリングもダヴィンチの考案だったのはびっくりでした。
昔のチョロQのようなゼンマイ駆動の車も考案しています。パソコンも電卓もない時代に、ものすごい創作意欲だったと思わざるを得ませんね。
川の上に建つ優雅なお城、シュノンソー城
ツアーの最後に訪れたのが、シュノンソー城です。シェール川にかかる橋の上に建てられたようなお屋敷です。
城というと、日本では砦や戦での重要拠点という役割が多いですが、フランスの古城は国王や王族の住居といった意味合いが大きいです。
見てのとおり、堀はあっても城壁などは特になく、攻め込もうと思えばあっさり攻め込める感じです。日本のお城とはそもそも役割が違うようです。
シュノンソー城は有名な歴代城主が女性ばかりで、貴婦人の城などとも言われるそうです。女性城主によって丁寧に手入れされてきたお城です。
シュノンソー城の前には二つのフランス式庭園があり、どちらの庭園からもシュノンソー城を美しく見ることができます。
シュノンソー城から見て右手側が、ディアーヌ・ド・ポワティエ庭園。
ディアーヌ・ド・ポワティエは20歳も歳下のアンリ2世の寵愛を受け続けた絶世の美女だったそうです。
左手側はカトリーヌ・ド・メディシス庭園。アンリ2世の正妻だった女性によって作られた庭園です。
愛人と正妻の庭の間に建つシュノンソー城。ものすごい世界ですねw
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