【世界遺産】プランバナン寺院群遺跡ツアーに行ってきた(インドネシア・ジャワ島・ジョグジャカルタ)

こんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。

プランバナン寺院群はインドネシア・ジャワ島のほぼ中心部、ジョグジャカルタ市の東部にある寺院遺跡です。

ジョグジャカルタではボロブドゥール寺院遺跡と並ぶ、二大世界遺産の一つです。

今のインドネシアはイスラム教の国ですが、ボロブドゥール寺院遺跡は仏教、そしてこのプランバナン寺院群はヒンズー教の遺跡です。

ジョグジャカルタ市は日本の京都市と姉妹都市提携を結んでいるそうですが、日本における京都と同様に、インドネシアにおける歴史の奥深さが感じられる街です。

このプランバナン寺院群にも、ジャカルタからの日帰りツアーで行ってきました。(訪問日:2019年6月6日)

ブランバナン寺院群(ロロ・ジョングラン)全景

プランバナン寺院群の周囲は史跡公園として整備されていて、こちらは入り口を入ってすぐのところです。

この一帯はロロ・ジョングランとも呼ばれています。

真ん中の一番大きな建物が破壊の神様であるシヴァ神を祀る聖堂で、ここにはシヴァ神のほか、シヴァ神の妻であるドゥルガー、息子のガネーシャ、予言者のアガスティヤの像が収められています。

一番左の聖堂に長寿の神様ブラフマーが祀られ、右から2番目の写真では小さいですが奥にある聖堂には守りの神様ヴィシュヌが祀られています。

左から2番目と一番右の聖堂には神様の乗り物であるナンディ(牛)とガルーダが祀られています。

地震で倒壊してしまった祠が数多くあり、周辺には大きな石材がたくさんゴロゴロと転がっています。

今は修復を終えた5つの大きな聖堂があるのみですが、昔は16個の聖堂があったそうです。

このプランバナン寺院群もボロブドゥール寺院遺跡と同様に、厳しい気候と地震による倒壊が進み、保存の難しい世界遺産のようですね。

シヴァ神の聖堂

シヴァ神の聖堂です。

遠くから見ると大きさがあまりピンと来ませんでしたが、近くで見ると非常に大きな建物です。

近くから見上げるとこんな感じ。

プランバナン寺院は同じジョグジャカルタにあるボロブドゥール寺院と同時代に競うように建てられた寺院ですが、こちらは天に向かってそびえ立つような迫力があります。

宗教こそ違いますが、レリーフや彫像の精緻さに関してはボロブドゥール寺院と共通する技術の高さがあります。

シヴァ神の聖堂は階段を上ったところには回廊があり、回廊にはヒンズー教の聖典の一つであるラーマーヤナのレリーフが刻まれています。

壁に描かれているレリーフですが、単に壁に刻まれているのではなく、これだけでも立派な仏像になりうるくらい立体的で緻密に彫られています。

回廊からさらに階段を上に昇るとシヴァ神の像が祀られています。

こちらがシヴァ神像ですが、暗くて人も多く、よい写真が撮れませんでしたw

こちらはシヴァ神の息子のガネーシャ像です。

同じ聖堂内でシヴァ神の像がある場所とは別の小部屋に鎮座しています。

ガネーシャは鼻が象のようになっており、日本でも割と有名ですね。

ヒンズー教では学問の神様として祀られています。

こちらはシヴァ神の聖堂内に祀られている予言者アガスティアの像です。

こちらはシヴァ神の妻であるドゥルガーの像です。

ヒンズー教では美の女神として奉られているそうです。

腰を揺らした美しい立ち姿をしておりセクシーな雰囲気もありますが、ドゥルガーには8本の手があり、それぞれに武器を持っています。

怒らせてしまうと怖い女神なのかもしれません。

ナンディの聖堂

ナンディはシヴァ神の乗り物である牛です。遺跡にある動物の像としてはかわいいですねw

ヒンズー教で牛が神聖な動物とされているのは、シヴァ神の乗り物だからのようですね。

ナンディ像は地震による倒壊で頭のツノが半分なくなっています。

ナンディの聖堂は30年ほど前に修復されたもので、修復前は屋根もなく、ナンディ像も屋外にむき出しだったそうです。

ナンディ像の横には太陽の神様のスラヤ、そして月の神様であるチャンドラが祀られています。

こちらはスルヤ像。何の動物かわかりませんが、7頭の動物を乗り物にしており、これが月火水木金土日の一週間を表しているそうです。

こちらは月の神様シャンドラの像。

こちらは12頭の動物を乗り物にしており、1月から12月までの月を表しているそうです。

しかしなぜか11頭しかいません。1頭はどこへ?w

ヴィシュヌ神の聖堂


こちらがヴィシュヌ神の像です。

ヴィシュヌ神は手が4本あり武器も持っていましたが、地震による倒壊で武器は無くなっています。

4つの小部屋があってそれぞれに神が祀られているシヴァ神の聖堂と比べると、ここはヴィシュヌ神のみが祀られているので少し小さいです。

ヴィシュヌ神の聖堂の回廊にはシヴァ神の聖堂回廊からつづくラーマーヤナの続編が記されています。

ラーマーヤナの物語の内容はよくわからないのですが、ガイドさんによると、結婚式をして妊娠して浮気して奥さんに叱られているところまであるそうです。

倦怠期の様子もあるのだとか。

こちらには浮気がバレて奥さんにお仕置きされる男性が描かれています。

股間を完全にホールドされてとても苦しそうですね。

昔の人もこんな感じだったのかと、人間臭さが時代を超えて伝わってきますw

ブラフマン神の像

この4つの顔を持つのがブラフマン神の像です。

この聖堂も地震で倒壊したのが修復されて今の姿があるそうです。

ブラフマンの聖堂の回廊のレリーフはクリシュナの物語を描いているのだとか。

プランバナン寺院群遺跡は見どころが多い世界遺産!

プランバナン寺院群は地震による倒壊の被害が激しい世界遺産ですが、1000年以上も昔に作られたとは思えないほど精緻なレリーフが本当に見応えあります。

ジョグジャカルタの空港からは車で30分くらいのところにあるため、ボロブドゥール寺院遺跡と同じ日に見て回ることも可能です。

実際私もジャカルタからの日帰りツアーでボロブドゥール寺院遺跡とこのプランバナン寺院群遺跡の両方を見て回りました。

かなり朝早く、かつ駆け足ではありましたが、ジャカルタからでも日帰りが可能なほどです。

プランバナン寺院群遺跡はジョグジャカルタを訪れたら必ず立ち寄って欲しい観光スポットです。

ただしかなり暑いので、水分補給はこまめに行いましょうね。