パリからアテネへ。初めてのギリシャ旅行は驚きの連続【ギリシャ旅行2016】

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どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。

パリからギリシャ・アテネに行ってきました。

ギリシャは日本からは直行便がなく、なかなか行けない遠い国です。

でもパリからなら直行便が出ているので、パリに来たついでに行ってみることにしたのです。

初めて乗るエーゲ航空。パリからの搭乗時間は3時間ちょっとでしたが、CAさんはハリウッド映画に出てきそうなギリシャ美人ばかり。

エコノミーシートは他の航空会社より少し狭く感じたけど、機内サービスは悪くありません。

IMG_4135窓の下にはアルプス山脈も広がっています。日本アルプスではなく、スイスとかにあるアルプスです。

ギリシャは飛行機が空港に着陸した瞬間から、いろいろと驚きの連続でした。

エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港に到着

IMG_414621時近くにアテネのエレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港に着陸しました。

アテネの空港はパリのシャルルドゴール空港と同じく、昔の国家元首の名前をつけているので、長ったらしいです。

空はまだ明るいです。パリほどではありませんが、アテネも日が長いようです。

パリからの飛行機がアテネの空港に無事着陸した直後、なぜか機内から一斉に拍手が起こりました!?

「えっ?なんで拍手?!」

一瞬、何が起きてるのか、よくわかりませんでしたw

ギリギリの危険状態で着陸を決めたわけでもないと思うけど、実は危険だったのか?!

パリからアテネに飛ぶ飛行機なので、当然ギリシャ人もたくさん搭乗しています。

ギリシャの人は飛行機が無事に着陸して故郷に到着するだけでも、拍手をして喜ぶような陽気な人たちなのか?

それともエーゲ海の島へバカンスに向かう、ハッピーピーポーばかりなのか?

結局、事情はよくわかりませんでしたが、これまでの10回以上の海外渡航歴の中で、着陸して拍手が起きたのはこれが初めてです(笑)

飛行機を降りてからも、驚きは続きます。

ギリシャの入国審査

飛行機から降りたら、まずは入国審査でパスポートにハンコを押してもらい、バゲージ・クレイムで預け荷物のスーツケースを受け取ります。

普通の国ならそうです。

しかしアテネの空港では、順路に沿って進むと、入国審査場ではなく、いきなりバゲージ・クレイム(預け荷物のピックアップ場所)に到着しました。

「ギリシャは変わってるなぁ〜。最初にまず入国審査ではなくて、預け荷物の受け取りがあるんだ。。。」

などと思いながら、自分のスーツケースを見つけて回収。

スーツケースを引きながら、パスポートを片手に入国審査に向かいます。

ところが。

入国審査に向かっているはずなのに、いつの間にか空港の外に出てしまいました(汗)

「あれ?!入国審査は?パスポート見せずに外に出ちゃったんだけど(汗)」

どこかで道を間違えたと思って引き返しましたが、やっぱり入国審査をしているような場所は見当たりません。

「ウソ?!ギリシャは入国審査なしで入国できるの?どんだけいい加減な国なんだ?!」

入国審査なしで外国に入国してしまうという初体験に驚きつつ、さすがにこれはないと思い、その場でスマホから「ギリシャ 入国審査なし」とかでググりました。

すると、ヨーロッパの国々には、シェンゲン協定という協定があり、これに加盟している国の間では、どこかの加盟国で一度入国審査を受ければ、他の国では入国審査は不要になる、ということがわかりました。

フランスとギリシャはいずれもシェンゲン協定に加盟しているので、日本からまずフランスに入り、フランスの入国審査を通っている私は、ギリシャの入国審査は不要だったのです。

アテネのエレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港は、シェンゲン協定加盟国と非加盟国とで、飛行機の到着ゲートが完全に別々に分かれていて、加盟国側の到着ゲートでは入国審査場がないという、超合理的な仕組みになっています。

だからスーツケースを受け取って、すぐ空港の外に出てしまったのでした。

陽気なギリシャといえど、さすがに入国審査もないようないい加減な国ではありませんでしたw

空港からアテネ市内のホテルへ

空港からホテルへは、タクシーで行くことにしました。

アテネの空港には地下鉄も乗り入れているので、地下鉄でアテネ市内へ行くこともできます。

しかし私の宿泊するホテルは最寄駅から徒歩10分くらいあり、夜10時を過ぎてスーツケースを引きながら迷子になったら危険なので、少し高いけどタクシーにしました。

アテネのタクシーは全て車体が黄色で統一されているので、見つけるのは簡単。空港ではタクシー待ちの列ができていて、私も列に並びます。

順番待ちしているので、どのタクシーに乗るかは順番通りで自分では選べません。

タクシーにも当たり外れがあるものですが、私がこの時に乗ったタクシーは、かなりハズレでした。

トランクにスーツケースを積んで、行き先のホテルを告げると、ドライバーはOK!と、猛スピードで走り出します。

途中、高速道路を通るのですが、余裕で160キロ以上ですっ飛ばし、次々に車を抜いていきます。

その上、乗っているタクシーはかなり古く、今どき、窓をハンドルをクルクル回して開閉するタイプの、日本では見かけなくなって久しい旧車です(汗)

猛スピードでかっ飛びながら、ドライバーが英語で何か話しかけてきます。

よく聞いてみると、

タクシーの運転手で稼ぐにはたくさんのお客を乗せる必要がある。だからオレは早く客を送り届けて、何度もお客を乗せるようにしてるんだ。

というようなことを言っていますw

「そんなに稼ぎたいならタクシー運転手は辞めて、もっと稼げる別の仕事をしろ!」

と思いましたが、それを伝える英語力がありませんw

ホテルまで無事に着くことを祈りながら、シートベルトをしっかり装着しました(汗)

ガイドブックには空港からアテネ市内までタクシーで約40分とあるところ、猛スピードのおかげで25分くらいでホテルに到着しました。

ガイドブックによると、空港からアテネ市内までのタクシー料金は35ユーロと決まっているとあったので、ドライバーに50ユーロ札を渡しました。10ユーロ札と5ユーロ札でお釣りがくるはずです。

ところが、ドライバーはサンキューと言いながらお釣りに小銭だけを私に渡して、猛スピードで去っていきました。見てみると3ユーロくらいしかありません。

危険運転な上に、ボッタクリかよ。。。

アテネについて早々に、商売熱心なタクシーにしてやられるのでした。

ギリシャ、恐るべし。

 

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