ホノルルマラソン2015、ピカチュウのスーツを脱ぎ捨て灼熱のレースを完走!w

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今年2015年も年末の忙しい時期にもかかわらず、なんとかホノルルマラソンを走りにハワイに来ることができました。これで通算5回目のホノルルマラソンです!(^-^)

昨年、2014年のホノルルマラソンは、ハワイなのに低体温症になるようなひどい悪天候でしたが、今回は去年とは打って変って大変な陽気に見舞われました。

なんでも最高気温は32℃だったとか。陽が昇る前からかなり汗が噴き出していたので、これは日中はヤバいな〜という感じでした。

目次

今回の仮装。ピカチュウの全身フルスーツから軽装バージョンへ!

今回の服装は、Tシャツとランパン、skinsのA400に、アラモアナショッピングセンターで購入したピカチュウの帽子という、例年にない、いたって軽装で臨みました。

過去4回のホノルルマラソンは全身フルスーツのピカチュウでの参加だったのですが、今回は残念ながら断念しました。

昨年のホノルルマラソンが本当にリタイアを考えるほど辛いものだったので、その恐怖の記憶から逃れることができず・・・というわけでもないです(笑)

これまでがんばってピカチュウの全身スーツでしたが、実はアレ着てホノルルマラソンを走るのって、本当に体に負担がかかるんですよ。

ゴール後は熱中症になって丸一日ホテルのベッドから出られなくなったこともあります。血尿が出たこともあります。

日本の別のレースで普通にフルマラソンを完走するのとは全然違う、体の負荷のかかり方だったのです。もう40歳過ぎてるし、無茶をする年齢でもないなと(笑)

ただ、全くピカチュウをやめてしまうのも、これまでのがんばりを思えばもったいなかったので、頭だけピカチュウでの参加にしました。

ホノルルマラソン2015スタート前

ゴール会場のアラモアナショッピングセンター前へは、ホノルル動物園横の通りから出ているシャトルバスで。昨年から登場したこのシャトルバスは利用するランナーも多いですね。バスの前は長蛇の列です。

ただ、ゴール会場に近いワイキキ東側のホテルやコンドミニアムに宿泊している方なら、このシャトルバスは並んででも利用したいですね。スタートまで時間がかなりかかるので、歩いたり走って移動してもウォーミングアップにはならないですからね。

今回のホノルルマラソン参加者数は、フルマラソンが30,783人。うち日本人ランナーは12,532人。(出典:ホノルルマラソン公式サイト

ランナーの1/3以上が日本人ではありますが、スタート地点にならぶランナーはもっと日本人が多いように見えます。中国や韓国の人も多いみたいです。

さすがに3万人のランナーが一斉に走りだすので、スタート地点の人の多さは本当にすごいです。

開会の挨拶が続き、先に車椅子ランナーがまずはスタート。車椅子ランナーはめちゃめちゃ早いです。

それからいよいよ恒例の打ち上げ花火が盛大に打ち上がり、ホノルルマラソン2015、スタートです!

私はゴールタイム5時間〜6時間のスタートゾーンに並んだので、スタート位置はかなり後方。花火が打ちあがってタイムのカウントがスタートしてから、実際にスタートゲートをくぐるまでに15分以上かかりました。

でもホノルルマラソンではタイムを狙っていないし、お祭り気分で参加しているので、ダラダラ歩きながらスタートゲートを通過。記念にスタートゲートで写真撮影するランナーも多いですね(笑)

軽装につき、快調に進むホノルルマラソン2015前半戦

例年はがっつり全身仮装なので、日が昇って気温が上昇する前にどれだけ距離を稼げるかを意識して、前半はがんばってペースを上げて走ります。

しかし今回はピカチュウ帽子のみの軽装、軽仮装なので、ペースも体力も余裕があります。

立ち止まって写真を撮ったり、撮影ポイントまで小走りに移動して撮影したりと、余裕を見せつけながらのんびりペースで走りました。

ホノルルマラソンは沿道の応援の方たちが本当に素晴らしく、朝早い時間のスタートにもかかわらず、コース上の様々なところで一般の方が応援してくれています。

今回は応援の方の姿もちゃんと写真に収めようと、至る所で立ち止まってiphoneカメラで撮影しました。

スマホも私はiPhone6を使っていて、少し大きいのですが、背面にバンカーリングを装着しています。これのおかげで簡単に片手持ちができ、走っている最中も指に引っ掛けておく形で手に力を入れずに持ち歩くことができます。(BUNKER RING 3

マラソン中の写真撮影も余裕です。ただやっぱり手ぶれは激しいです(笑)

スタートから20kmぐらい、ダイヤモンドヘッドを超えるあたりまでは本当に快調。写真を撮りまくっていたのでペースは遅いですが、余裕があります。

ダイヤモンドヘッドにはちょうど日の出のタイミングで到着し、海の向こうから昇る朝日を拝むことができました!

日の出の時刻は朝7時。朝5時のスタートから2時間かけてくると見られます。ダイヤモンドヘッドのあたりは13km地点なので、のんびりペースでゆっくりくると日の出ですね(笑)

あまりの暑さで歩き始めるホノルルマラソン2015後半戦

ホノルルマラソンは、やはりハイウェイに突入してからが本番という気がしますね。

ハワイカイ地区をぐるりと一周して折り返すまでの往路は20〜25km地点なのでまだ余裕があります。

しかし折り返してからの後半のハイウェイは30〜35km地点なので、ここがホノルルマラソンでは精神的に一番辛いところかもしれません

今回のホノルルマラソン2015はとにかく天気に恵まれすぎでした。

数日前からずっと天気が続き、この日も日中の最高気温は30度とも、32度とも言われ、30℃超えの中を強い日差しが照りつけました。

高温と直射日光の下で走るのは体力の消耗が厳しいです。私も暑さにやられてしまい、33km過ぎから歩き始めてしまいました。

私はこの1ヶ月前の11月に岐阜のいびがわマラソンに出場、完走していますが、この時はタイムは4時間代後半と遅かったものの、スタートからゴールまで歩かずに全行程を走り通しました。

それでもホノルルでは歩いてしまったので、いかに暑さが体に響くかがわかります。

熱中症気味になり、走る体力よりも、命に関わる体力、生命力が奪われているような感覚です。

足を痛めたとかではないので、走れないことはなかったのですが、危険を伴う状態で頑張るのはやめることにしました。

ピカチュウのフルスーツで走っていた時に比べたら、いくらか大人に(オッサンに?)なりました。

給水所では頭から水をかぶり、帽子に氷を入れてかぶったりして、暑さをしのぎます。給水所のボランティアの現地高校生?たちに励まされながら頑張ります。

このあたりに相武紗季さんがいたんですw

25kmの給水所と、36kmの給水所では、女優の相武紗季さんがボランティアに混じって水を配ったり、ハイタッチボードでハイタッチしたりでランナーの応援をしていました。

写真撮影はNGでしたが、意外な応援でちょっと元気をもらいました。

のんびり歩いてホノルルマラソン2015、ゴールへ

33km地点で歩き始めてからは、「ちょっと走ってずっと歩く」を何度も繰り返して、のんびりペースで歩きます。

ただ、歩いていても暑さは容赦ないですね。ゴールまでは10km近く歩くことになります。

普通に走っても1時間近くかかる距離。歩けば倍の2時間はかかるでしょうか。暑い日差しが降り注ぐ中で2時間歩くと考えると、かなり嫌になってきます(笑)

暑い中での長時間の運動になるので、補給ももっと考えなくてはいけません。

普通はエネルギーになるものだけを準備するのでしょうが、ホノルルマラソンで長時間かかる方の場合は塩飴やミネラル補給も合わせて必要ですね。

私は塩飴はしっかり携行し、口の中には常時、塩飴かエネルギーグミを入れている状態でしたが、それでもミネラルが足りなかったと思います。

ミネラル不足だと集中力がなくなって、途中で気持ちが途切れやすくなります。そんなわけで、ダラダラと歩き続けていました(汗)

ところどころでオールスポーツのカメラマンがカメラを構えていますが、後半はもうポーズをとる元気もなく、だらしない無様な姿を容赦なく撮影していただきましたw

それでもダイヤモンドヘッドの下りの40km付近から、あのシドニー五輪金メダリストの高橋直子さんがランナーと一緒に走り出し、元気な声援とともにたくさんのランナーを引き連れてゴールまで走っていきました。

Qちゃんは金メダリストという実績もすごいですが、ランナーを励ます姿勢が何より素晴らしいですね。

私もQちゃんと一緒に走りたかったですが、そんな気力もなく、Qちゃんと大勢のランナーを歩きながら見送りました(汗)

ゴール前は応援の方はもちろん、すでに完走したランナーもかなりいて、すごい応援されますが、そんな声援にも答えずにひたすら歩き(汗)、ゴール前のほんの数メートルだけ走ってゴールイン。

ゴールゲートのタイムは6時間15分ほど。

ネットタイムではギリギリ6時間を切って、5時間58分でのゴールでした。今までに出たホノルルマラソンでは2番目に悪いタイム。

仮装をかなり軽めにしたにもかかわらず、練習不足と体力不足が響いた結果となってしまいました。

ホノルルマラソン、ゴール後はJALテントでしばし休憩・・・。

ゴールした後は、例年はいつもホテルに直行でぐったりしますが、今回はゴール会場のカピオラニ公園内のJALのランナーズテントが使えるということで、JALのテントで休んでいくことにしました。

私は今回、JALのツアーではなく個人旅行で来ていますが、ホノルルまでの飛行機がJAL便なら、JALテントが利用できるのです。

ホノルルマラソン現地受付のハワイコンベンションセンター内のJALの受付で、JALの航空券を見せると、ゼッケンにJALのシールを貼ってもらえます。このシールがあるランナーはJALのテントが使えるのです。

JALテント内はブルーシートや椅子が並べられています。

ドリンク(水、コーラ、お茶など)、果物(リンゴ、バナナなど)、マラサダなどの飲食物のほか、おしぼりなどももらえます。

42.195kmを完走後に椅子に座ってしばらく休憩できるだけでもありがたいです。

ホノルルには私の地元の名古屋・中部国際空港からJALまたはデルタ航空が就航していますが、ホノルルマラソンで来るならJALの方が絶対にいいですね。次回からは必ずJALで来ようと思います。

ホノルルマラソン2015のテレビ放送

今回のホノルルマラソン2015はテレビカメラも入っていて、マラソン中、カメラスタッフの姿もかなり見かけました。

芸能人の方も赤井英和さんをはじめ、何人かの方がランナーとして参加していたようです。私も走っている途中で相武紗季さんと青木愛さんは見かけました。

2016年1月11日(成人の日) 9:55~10:50には、TBSでテレビ放送もあるようです。
第43回JALホノルルマラソン

黄色いピカチュウの帽子をかぶっているランナーが写っていたら、私ですw

正月明け、成人の日のテレビ放送も楽しみですね〜!

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