ホノルルマラソン2014参加レポ。ピカチュウ、ハワイで低体温にやられるの巻

ホノルルマラソン2014をなんとか完走してきました!

前回の参加が2012年。2年ぶりのホノルルマラソンです。

1年ご無沙汰すると無性にまた走りたくなってくるんですよね〜。なんとか仕事にキリをつけて2年ぶりにまたホノルルマラソンに参加することができました。

今回もピカチュウのコスチュームで参加です。2014年は妖怪ウォッチが大ブームでピカチュウもジバニャンに押されまくっています(汗)

しかしハワイで応援してもらうには、ハワイでの知名度が重要です。

それなら今年ぽっと出のジバニャンよりも、やはりホノルルではまだピカチュウだろうということで、ピカチュウで走ることにしました。次回はジバニャンかも知れませんw

ホノルルマラソン2014スタートまで〜スタート会場までの移動がラクになった!

2年ぶりのホノルルマラソンでまず驚いたことは、2年前の2012年にはなかったスタート地点までの送迎バスが出ていたことです。

ゴール会場に近いホノルル動物園横の通りから、スタート地点のアラモアナショッピングセンター前までランナーバスが出ていました。

毎回ゴール会場近くのコンドミニアムに宿泊している私は、これはありがたいとばかりにバスを利用させてもらいました。

これなら応援してくれる家族や友達がいる方は、宿泊するホテルもゴール会場近くに取った方がいいかも知れませんね。

ちなみにピカチュウ姿でバスに乗るのは初めてですw

スタート会場のアラモアナショッピングセンター前の通りは、毎回のことながらランナーによって埋め尽くされています。

2014年のホノルルマラソンは小雨がぱらつく中で、花火が盛大に打ち上がってスタートです。

ホノルルマラソン2014序盤、小雨の天気で走りやすいが、雨と風で体温を奪われるw

仮装してホノルルマラソンを走る場合は、多少雨がぱらつく、すっきりしない天気の方がコンディション的には走りやすいです。

これまで毎回太陽が照りつける地獄のような暑さとの戦いでしたが、スタートから10キロくらいまでは実に快適に走ることができ、今年は楽勝だなと思っていました。

ちょうど10キロほどのカラカウア通りで俳優谷原章介さんが沿道で応援されていて、「お!ピカチュウ!がんばって!」とハイタッチしてもらえました。

すごく雰囲気の柔らかい気さくなイケメンですね!

しかし、雨もぱらつくところか、ときおり激しくなったり、風が強く吹くようになると、状況が少しづつ変わってきました。

雨が降ってもこの程度ならピカチュウ着ていれば平気だと思っていましたが、雨に打たれ続けたせいでピカチュウスーツはぐっしょり、びしょ濡れ。

そこへ強風が横から吹きつけるので、体の表面温度があっという間に奪われました。すっかり体が冷え切ってしまい、唇も紫色になってしまうような状況。

ハワイでホノルルマラソンに出ているのに、なんと寒さとの戦いに突入してしまったのです!

これまで毎回暑さとの戦いで、いかに暑さをしのぐかということしか考えていなかったので、まさかの展開です。

気温は20度以上あり、普通に過ごすには全然寒くない天気ですが、雨で濡れた体から強風がどんどん体温を奪います。

常に走って体を動かしていないと凍えてしまうような状態で、なんとか足を前へ前へと進めていきます。

悪天候のおかげでこれまでと違った苦戦を強いられてしまいましたが、それでも決して悪いことばかりでもありませんでした。

途中、ハイウェイの真ん中でシドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さんがランナーのみなさんを応援していて、「ピカチュウがんばって!」とハイタッチしてもらえました。

Qちゃんのハイタッチで元気をもらって気力も回復。

それからしばらくすると雨も止みだして、折り返し近くのハワイカイのあたりで虹を見ることができたのです!

ホノルルマラソンで虹が見られたのは初めてかも知れません。身体はガタガタ震えながら走っている状況でしたが、気持ち的には癒されました。

ホノルルマラソン2014後半、脚がつり、ピカチュウ死んでると言われまくり、リタイアが頭をよぎる

しかし、折り返し地点をすぎて、帰りのハイウェイに突入してからが、これまでの私のホノルルマラソンの経験のなかでは最も過酷な展開に。

寒さに凍えながら頑張って走っていたのですが、30キロをすぎて練習不足と走り疲れもあって歩き出すと、もうボロボロでした。

脚の筋肉が寒さと疲労ですっかり硬くなってしまい、左足がとつぜん吊ってしまいました(汗)

たまらずハイウェイの歩道に寄って座り込み、激痛に耐えながら足を伸ばしたりしていました。

しかし黄色い全身スーツを着て歩道に座り込んでしまうと、それだけで目立ちます。

「ピカチュウ死んでる〜」

と走り去るランナーの方々からなんども声援をいただきました。確かに死んでいるので返す言葉もなく(泣)

なんとか立ち上がってよろよろ歩き始めましたが、止まっていると寒さで凍えてしまうので、なんとか動いているといった状態。

普通のランナーならTシャツ1枚などの軽装で多少マシなのかもしれませんが、私の場合、雨ですっかりずぶ濡れてしまったピカチュウスーツが相変わらず風が吹くたびに体温を奪い続けます。

なんとかヨロヨロと歩いていると、また左足が吊り出して堪らず歩道に寄ってしゃがみ込み、激痛に耐える。

そしてまた「ピカチュウ死んでる〜!」と言われてしまう・・・。

これが通算5回目のホノルルマラソンでしたが、真剣にリタイアを考えたのはこの時が初めてでした。

まともに走れないし、寒さに耐え続けた結果、体調も崩れて吐き気を堪えている状態。 給水所の水も飲めず、補給もできなくて、とても残り10キロ近くを走っていける気がしませんでした。

時間無制限一本勝負?!ホノルルマラソンにリタイアはあるのか?!

普通のマラソンだったら、係の人に声をかけてリタイアしたいと言うところです。

しかしホノルルマラソンは制限時間がないという世にも稀なレースです。10時間近くかけて歩いて完走する人もいる、そんな大会です。

「リタイアしようにも、リタイアって何なの?」

そんな素朴な疑問が湧いてきました。

今の状態は確かに最悪だけど、10時間かけてゴールしても問題ない大会だ。どこかで体調がある程度回復するまで休んでしまってもいいんじゃないか?

そんな考えが思い浮かび、どこか目立たないところで休もうと決めました。

目立たない場所にいかないと、ピカチュウの格好で休むのは目立ちすぎる

ピカチュウの無様な死に様を晒してしまうw

とりあえず目立たず姿を隠せるところまで頑張ろう。

しかし、ホノルルマラソンの30キロ前半はコースがハイウェイ上です。そもそも目立たずに身を隠す場所なんてあるのか?(笑)

それでもなんとかあったんです。35キロ手前の少し開けたところにある小さな公園。そこの公衆トイレですw

公衆トイレといっても、ビーチのすぐそばということもあって、便所以外にも水着に着替えたりするためのコンクリートの壁に覆われたスペースが用意してあったのです。ここならちゃんと壁があるので、体温を奪う強風からも身を守れます!

「ここだ。ここしかない!」

私はそこでなんとか体調がマシになるまで休むことに決めました。時折、トイレに用を足しにきたランナーが怪訝そうな顔をして見てきますが、お構いないでクタっとw

ここならランナーの目は限られるので、「ピカチュウ死んでる〜」とか言われることもありません。

安心して死んでました(笑)

クタっとしていたら、そこでもまた左足が吊り出すなど、もう本当にどうしようもない状態です。しかし寒さも風を遮るものがある分、徐々にマシになってきました。

およそ30分ほどそこで休んでいたでしょうか。いくらか体調が良くなったところで、意を決して再びコースという戦場?に舞い戻りました。

脚が何度も吊りまくっていたので、走るのはあきらめてひたすら歩き。

「ピカチュウがんばって〜!」と応援されても、

「がんばって歩いています。これ以上がんばれません。」

そんな感じでした。

ゴールまでひたすら歩き通す。それが精一杯・・・

トボトボと歩いてなんとかハイウェイを下り、ダイヤモンドヘッド東側の高級住宅街に入ります。

「リッツカールトンホテルか!」というような像のある立派な邸宅もあるようなところです。

この頃には天気もかなり回復して、雨も上がり太陽が顔を出すようになりました。

しかし体調はいくらか回復したとはいえ、30キロ以上走っている疲労困憊な状態です。歩いているのも辛くなります。

時折しゃがんで休憩を入れると、近くのランナーから「ピカチュウ死んでるよ?!」みたいな声援をいただきます(泣)

きちんと数えていないですが、「ピカチュウ死んでる」は10回以上言われたと思います。数え切れないほどの「ピカチュウ死んでる」をいただきました。

ジバニャンという超強力なキャラクターも現れ、確かにピカチュウは死につつある存在なのかも知れません(汗)

ホノルルマラソン名物のダイヤモンドヘッドの上り坂もトボトボ歩き通し、ゴールゲートが見えてもトボトボ歩く。

誰に何を言われようと、とにかく歩く感じでした。走れませんw

ゴール前の20メートル程度をちょっとだけ走ってゴール。

ゴールタイムは手元の時計で6時間42分10秒。ホノルルマラソンに参加するようになって一番悪い記録でした(汗)

今まで6時間以上かかったことはなかったのに。それにしても今回のホノルルマラソン、まさかの寒さにやられる。まさかの低体温症。

ハワイにきて、しかもホノルルで低体温とか、まったく予想すらしない展開でした。

仮装して走るということ自体、マラソンを舐めているところがあるわけです。

そんな私がいうのもなんですが、ホノルルマラソンを舐めてはいけませんね〜、ホントに。。。