どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。
クロアチア、スプリットの街を代表する世界遺産がディオクレティアヌス宮殿です。
wikipediaによると、ディオクレティアヌス宮殿は3世紀末から4世紀初頭にかけて古代ローマのディオクレティアヌス帝によって建てられたそうです。西暦でいえば290年〜310年で、今からおよそ1700年以上前に作られた古い建物です。
日本だと奈良の法隆寺の建立が7世紀(西暦600年代)なので、法隆寺の五重塔よりも300年以上の年季の入った建物です。
宮殿はスプリットの港のすぐ横にあって、宮殿前のプロムナードはそのまま港と繋がっています。
宮殿は旧市街の中心に位置していて、近くには空港からのバスターミナルもあることから、スプリットに来たら誰もが否が応でも必ず立ち寄る観光スポットになっています。
ディオクレティアヌス宮殿の内部
ディオクレティアヌス宮殿はローマ帝国時代の宮殿と、ヨーロッパの港町の雰囲気を一度に楽しめる、とても素敵な場所です。
宮殿には聖堂や大鐘楼などもありますが、その他の建物には今も人が住み、カフェやレストラン、お土産屋さんが軒を連ねています。
宮殿前ではローマ帝国時代の衛兵さんもいます。私の地元、名古屋の名古屋城のおもてなし武将隊のような感じでしょうか?w
世界遺産の中で生活し、商売を営む人たちまでいるのが、他の世界遺産とは一味違ったところです。
宮殿内の細い道はイタリアのヴェネチアの街並みにも似ています。
宮殿内にはホテルやエアビーで予約できるアパルトマンもあり、宮殿の中で宿泊することもできます。
宮殿内での宿泊は、世界遺産の中で泊まれるという珍しさはもちろんのこと、旧市街の中心に位置する宮殿は周りにレストランやカフェ、お土産屋さんも多く、何かと便利な場所でもあります。スプリットにきたら1泊くらいはしてみたいですね。
大鐘楼からスプリットの街を見下ろす
ディオクレティアヌス宮殿の中にある大鐘楼に登ってみました。
大鐘楼の入り口はとても狭く、階段で上がっていきますが、階段もとても狭いです。
しかも途中からの鉄製の階段はかなり錆びついており、いつ崩れてもおかしくない感じです。私は高所恐怖症ではないですが、落ちるかもという恐怖感がありました。
大鐘楼からの眺めはこんな感じです。
スプリットの港や旧市街をぐるっと一望できます。アドリア海もきれいなエメラルド色をしていて、天気もとても良かったので、本当に気持ちのよい眺望です。
ここまでくる途中の階段の恐怖さえ乗り越えたら、そこには絶景が待っているので、スプリットに来たら怖がらずにぜひ大鐘楼には登ってみてください。
夜のディオクレティアヌス宮殿
夜のディオクレティアヌス宮殿の様子です。
ライトアップされた宮殿は昼間とはまた違った雰囲気になります。日が落ちて涼しくなると、宮殿前の広場ではギターの伴奏なども始まり、ちょっとしたミニライブのような雰囲気で、それを楽しみながら夕涼みをする人たちが大勢います。
宮殿内のお土産屋さんやカフェは夜も10時くらいまで営業しているので、夜でも人は多いですね。
宮殿前のプロムナードもライトアップされた城壁や建物がきれいです。昼間よりも涼しいので、昼よりむしろ夜の方が人だかりが増えています。
プロムナード沿いのカフェバーで一杯やりながらのんびりするのもいいですね。
宮殿前のプロムナードを歩いていたら、不審者と思われたのか、衛兵さんに捕らえられてしまいましたw