スプリットの青の洞窟ツアー!アドリア海をスピードボートで駆け抜けた!【クロアチア旅行2017】

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どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。

スプリットの港から、スピードボートに乗ってアドリア海に浮かぶ島を巡り、青の洞窟を訪れるというオプションツアーに参加しました。

スプリットの港の指定された場所に朝7時に集合。この船に乗って、青の洞窟のあるビシェボ島と遺跡のあるフヴァル島などをめぐります。

このボートはシートがちょっと独特な形をしていて、オートバイにまたがるような乗車姿勢になります。

こんな船ですが、ライフジャケットの着用は特にありません。危ない時は前の座席の背もたれにある握りを必死に握るだけのようです(汗)

このツアーも海外旅行のオプションツアーではいつもお世話になっているベルトラさんから申し込みました。

私が申し込んだのはこのツアーです。
神秘の青の洞窟 アドリア海6つの島・洞窟を巡るクルーズツアー<スピードボート利用/スプリット発>

さっそくまずは青の洞窟があるビシェヴォ島へ出発です。

クロアチアの現地オプショナルツアー
目次

アドリア海を猛スピードで駆け巡るスピードボート!

クロアチアの青の洞窟があるビシェヴォ島は、スプリットの港から船でおよそ2時間のアドリア海の沖にあります。

スプリットの港からまずは一番遠いビシェヴォ島へ向かい、ビシェヴォ島からスプリットの港へ戻りながら途中の他の島を巡るというプランです。

青の洞窟は潮の満ち引きも関係するのか、午前中が最も見ごろのようですね。

それにしても約2時間の航海をするには、10人乗りのスピードボートははっきりいって小舟すぎました。

小舟ですがエンジンのパワーだけはかなりあるため、ジェットコースターのようにものすごいスピードでアドリア海の水面を疾走します。

大きな船なら波を突っ切って進むのでしょうが、小舟なので波は突っ切れず、波に乗って船体ごと飛び上がり、すごい衝撃とともにバシャーンと着水したりします。

水しぶきも平気でバンバンかかり、舟というよりもメチャクチャ速いマリンジェットという方がぴったりな感じです。舵さばきを間違えれば確実に転覆してましたねw

最初こそ船内は、

ヒャッホーウ!!!

イエーイ!!

と大興奮で盛り上がっていましたが、激しい衝撃と水しぶきが休む間もなく延々と約2時間も続くため、時間の経過とともに誰もが元気をなくし、ぐったりとしていきました(笑)

私も乗り物酔いこそしませんでしたが、途中からはまるでKO負け寸前のヘロヘロのボクサーがノーガードでパンチを受け続けるかのごとく、波の衝撃を全身に受け続けましたw

青の洞窟へ乗り入れるボート乗り場があるビシェヴォ島に到着するころには疲労感がものすごく、正直「もう帰りたい」と思っていました(汗)

ビシェヴォ島から青の洞窟へ

ビシェヴォ島は、私のように各種ツアーに参加して訪れている人でごった返していました。

青の洞窟はビシェヴォ島の近くの岩山にあり、ビシェヴォ島に着いたら小さなボートに乗り換えて洞窟内へ入っていきます。

しかし青の洞窟は一度に多くの人が入っていける場所ではありません。青の洞窟に行くボートの順番待ちで、かなり長い時間(2時間ほど)待たされました。

青の洞窟の入場券は70クーナ(日本円で約1200円)。同時に番号が印字された紙も渡され、この番号に沿ってボートの順番待ちをします。私は499番でした。

ボート乗り場には番号を表示する告知板もありますが、最初に見たときはまだ200番台で、私の前に200人以上の待ちがいました。

アドリア海をボーッと眺めたり、売店でアイスクリームを買って食べたりして順番がくるのを待ちます。売店ではビールも売られていますが、スピードボートでの移動が過酷だったため、悪酔いしそうで飲みませんでした。

いよいよ青の洞窟へ

ビシェヴォ島で待つこと約2時間、やっと順番が巡ってきて、いよいよ青の洞窟へ向かいます。

青の洞窟に入るボートは10名乗りくらいの大きさです。狭い洞窟へ入るため、スピードボートに比べるとさらに小型です。

洞窟の入り口は非常に狭く、ボート1隻がやっと通れる広さです。高さもありません。船内でしゃがんで頭を下げないと確実に頭を強打します。

おそらく潮の満ち引きで時間帯によっては入り口は完全に水没して舟では入れなくなりそうです。

実際に舟で中にはいると、洞窟内は広くはありませんが、海面がはっきり青く光っています。海面の光が洞窟内をわずかに照らすという幻想的な光景です。

暗いのでうまく写真には撮れませんでしたが、実際は写真よりもずっとキレイです。

青の洞窟が洞窟内で青く光るのは、海面の下で外と繋がっている部分だけ海を通じて外の光が入るため、そこが洞窟内では青く光って見えるという仕組みです。

青の洞窟といえばイタリアのカプリ島が有名ですが、同じ条件が揃っている場所ならカプリ島以外でも観ることができます。クロアチアの青の洞窟はそのうちの一つということですね。

聞いた話ですが、世界各地には太陽の光ではなくライトで照らす「人工の」青の洞窟もあるそうです。しかしクロアチアの青の洞窟は本物の天然モノの青の洞窟でしたよ(笑)

アドリア海に浮かぶ島を巡る

青の洞窟を見て再びスピードボートでビシェヴォ島を後にすると、アドリア海の島巡りです。

島同士でそんなに距離が離れていないのか、スピードボートもビシェヴォ島に向かう時ほどのスピードは出さず、まずまず快適な海の旅です。

スプリットの街から船でいける島々は、ヨーロッパ各国の人たちからも海辺のリゾートとして人気のようです。高級そうなヨットも何艘か泊まっています。

東ヨーロッパとはいえ、クロアチアはヨーロッパ全土からすればだいたい中心に位置しています。北欧からも飛行機で4時間程度で来れます。日本で言えば沖縄の離島、宮古島や石垣島といった感覚で訪れる人が多いみたいですね。

オレンジ色の屋根の街並みはどの島もキレイです。

途中の島で軽く海水浴したり、ランチを食べたりもしました。海の透明度が高くて泳いでも楽しかったです。

フヴァル城塞からの絶景を眺める

ランチの後は、今回のツアー最後の寄港地であるフヴァル島へ向かいます。

フヴァル島の港から見える丘の上には、フヴァル城塞があります。あそこに登れば港全体を見渡せる絶景が見えるはずです。

時間の都合でフヴァル島の滞在時間は1時間ほどだったので、港に到着して早々にフヴァル城塞に向かいます。

フヴァル城塞に向かう道は街を抜けるまではひたすら階段、街を抜けて城塞の麓にくると今度はひたすら登り坂のちょっとした登山道になっています。港からはおよそ歩いて20分といったところですが、登り坂ばかりなので体力的には大変でした。

しかし城塞から眺める景色は疲れを忘れるほど爽快でした!

しばし景色を眺めながらぼんやり休憩して、またすぐ港を目指します。

今回はオプションツアーでついでに立ち寄った感じのため、フヴァル島滞在は駆け足で終了です。

しかしお土産屋さん以外にも、教会やレストラン、バーなどもけっこうあり、少し時間をとってゆっくり滞在するのもいいなと思いました。

フヴァル島へはスプリットから船で1時間くらいで1日に何本も船が出ているようです。フヴァル島観光もおすすめですよ!


城塞なので大砲も設置されています。

青の洞窟、初めてのスプリットなら絶対おすすめ!

朝早くからアドリア海を駆けめぐり、スプリットの港に到着したときには疲れ切ってしまっていた今回の青の洞窟オプションツアー。

ハードではありますが、初めて訪れるスプリットなら良い思い出になること間違いなしです。

波の上をかっ飛ぶスピードボートのスリルと迫力も、ジェットコースターとか絶叫マシン好きな人にはたまらないと思います。

そうでない人は乗り物酔いの薬を必ず持参して臨んでくださいw

クロアチアの現地オプショナルツアー
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