どうもこんにちは!ぴかちゅう(@hiroshix_dx)です。
2021年10月下旬に沖縄・宮古島へ旅行してきました。
折りたたみ自転車birdy Airを地元の名古屋から空輸する飛行機輪行の旅です。
10月下旬なら暑すぎずサイクリングに丁度良い気候だろうと、宮古島をbirdyで一周する計画で行ってきました。
私自身初の飛行機輪行サイクリングでしたが、これから宮古島でサイクリングしたい方の参考にレポしておきます。
いろいろ準備は大変でしたが楽しかったです!
折りたたみ自転車birdy Air飛行機輪行の準備
birdy Airが収納できる大型スーツケースを購入
名古屋から宮古島へのbirdy Airの飛行機輪行ですが、Birdy Airを大型スーツケースに収納して持っていきました。
自転車の飛行機輪行は海外旅行だとかなり雑に扱われ厳重な梱包が必要と言われます。
しかし国内線の飛行機輪行なら輪行バッグでも大丈夫らしく、宮古島へ行くだけならおそらく輪行バッグで十分でしょう。
ただしbirdyは普通の自転車と違い特殊なパーツも多く、万が一破損していた時に現地での修理やパーツ交換に不安があります。
また私はこの先ハワイなどへもbirdyを持って行きたいので、海外への輪行も見据えてbirdy Airが収納可能な大型スーツケースを購入することにしました。
birdyの展開時に後輪を固定するフィッシュボーンとか、ハンドルステムを固定するレバーとか、そういう独自パーツの破損が嫌ですよねw
こちらブロンプトン用となっていますが、birdy Airもハンドルステムを可変ステムに変更し、ハンドルを外した状態にすると収納可能でした。
標準で可変ステムとなっているbirdy standardやGTならそのまま収納できると思います。
スーツケースのサイズは航空会社各社で共通の国際線無料預け荷物サイズ(3辺合計158cm)は超えていますが、JALの場合、3辺203cm以内なら無料で預けられます。
このスーツケースも3辺合計が184cmくらいなので、JALの無料預け荷物サイズの範囲内には収まっています。
JALマイラーなので海外輪行はJALの飛行機で行きます!w
ハンドルステムとペダルの交換
birdy Airは標準だと写真のように高さ調節のできない固定ステムとなっています。
通常の折りたたみなら固定ステムでも全く問題ないのですが、スーツケースに収納する場合はハンドルバーがわずかにスーツケースからはみ出したりと、収まりがよくありません。
そこで固定ステムから、birdy Rに標準装備の21度角の可変ステムに交換しました。
これでハンドル上部を工具なしでカンタンに取り外せるようになりました。
パーツ代と交換作業料で3万円以上かかりましたが、乗車姿勢もラクになったのでよしとします。
またペダルも取り外し可能な三ヶ島ペダル、イージースーペリアに変更しましたが、ペダルはつけたままでもなんとか収納できました。
でもペダルは外せる方が収納自体はラクですね。
スーツケースやパーツ代でいろいろとお金もかかりました。自転車沼こわいですねw
いざ宮古島へ出発!
名鉄電車で中部国際空港セントレアへ向かいます。
スーツケースが大きすぎて徒歩移動はちょっと大変です。
空港で荷物を預ける際は係員に
- タイヤの空気は抜いてあるか
- エアボンベやオイルスプレー類は入ってないか
- 電動アシスト自転車ではないか
等を確認されました。
飛行機輪行の際は注意したいポイントですね。
無事にbirdy Airの預け入れに成功し、飛行機に搭乗して宮古島へ出発です。
名古屋から直行便で2時間半くらいで宮古島の宮古空港に無事に到着です。
宮古島ではレンタカー移動ですが、滞在中この大型スーツケースはレンタカーの後部トランクに置きっぱなしでした。
折りたたみ自転車birdy Airで宮古島をサイクリング!
ホテルサザンコースト宮古島
スタート地点のホテルサザンコースト宮古島です。
このホテルのすぐ目の前にはパイナガマビーチがあります。
宮古島一周のスタート・ゴールにはちょうどいい立地のため、宮古島到着後はこのホテルに宿泊していました。
大浴場などはないですが、リーズナブルで駐車場は広く朝食も美味しく、部屋もビジネスホテルとしては広いです。
使い勝手のよいホテルでサイクリングの準備には最適でした。
前浜ビーチに向かう途中にいたまもる君と記念撮影。
来間大橋と来間島
来間大橋で記念撮影。ここをbirdyで走れてとても気分爽快です。
来間大橋の真ん中のスペースで記念撮影。
ハンドルバーに自撮り棒をつけ、Insta360 one Rで360度動画を撮影しながら走行していました。
絶景動画が撮れていましたが、停車中のハンドルは極めて不安定ですぐ倒れそうになります。
来間島の竜宮城展望台から前浜ビーチを眺めたところです。
展望台から海の底が見えるくらいの透明度で驚きます。
対岸には昨年GoToトラベルで宮古島に来た際に宿泊した宮古島東急ホテル&リゾーツが見えます。
来間島は小さな島なので、1周しながらbirdyで海岸まで降りてみました。
ハワイでサイクリング!とか、嘘ついてもバレない景色ですね。
オアフ島のノースショアの方に近い雰囲気がありました。
来間島には車で訪れることがほとんどだと思います。
サイクリングだとこうした景色も駐車スペースを探さずにサクッと観て回れるのがいいですね。
四方に美しい海を見渡せる来間島はbirdyでサイクリングで行けて本当によかったです。心が洗われる感覚がありました。
シギラビーチから東平安名崎へ
来間島から東へ移動し、シギラビーチにあるセンタービーチハウスというフードコート的なところで軽くランチ。
シギラビーチから東、宮古島東端の東平安名崎を目指します。
道中は建物が何もなく、大自然と海岸に沿って道が一本あるだけという景色が続きます。
しかしここでスマホのバッテリーが残り少ないのに充電ケーブルを忘れたことに気づきましたw
近隣にはコンビニもありません。
Googleマップなしで初めて来た土地をサイクリングできる自信はなかったので、東平安名崎を目前にして引き返すことに。
ホテルへ帰還。birdy Airで宮古島市街をウロウロ。
ホテルに戻ってから食事をしにbirdy Airでダグズバーガー宮古島本店まで行ってきました。
ちょっとした移動にもbirdyがあって良かったです。
旅先でちょっとした外出に自転車があると便利ですね。
名古屋からの飛行機輪行にもかかわらず充電ケーブル一本のため、宮古島一周は次回におあずけとなりました…w
折りたたみ自転車birdy Airで伊良部大橋を渡る!伊良部島をサイクリング
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古を出発
伊良部島には宮古島を代表する高級ラグジュアリーホテル、イラフSUIがあります。
今回の宮古島旅行は贅沢にもこのイラフSUIホテルに宿泊したので、このホテルを起点に伊良部島サイクリングもしました。
イラフSUIホテルに宿泊すると折りたたみ自転車や電動アシスト自転車も借りれるようです。
飛行機輪行などせずに気軽にサイクリングすることも可能です。はい。
伊良部大橋
まずは全長3.5kmで無料で渡れる橋としては日本最長を誇る伊良部大橋をbirdy Airで渡ってきました。
いやもう絶景なんですが、伊良部大橋は橋の下を大型船が通れるように3カ所高くなっています。
高低差がかなりあってハードな坂道もあります。
360度カメラにはしんどそうな顔ばかり映っていました。
伊良部大橋を渡った先、伊良部島側から安全を見守っているまもる君と記念撮影。
渡口の浜
イラフSUIホテルからほど近い、渡口の浜のビーチです。遠くにイラフSUIの建物も見えます。
10月末でしたが、天気によっては全然海に入れますね。
17ENDとみやこ下地島空港
下地島空港の滑走路の先端、17ENDまできました。
ここは自動車の乗り入れは禁止されていますが、自転車ならラクラク通れます。
17ENDの入り口では電動キックボードのレンタルもやっていました。
歩くのがしんどい人や時間のない人は入り口まで車で来て電動キックボードを借りるのもおすすめです。
17ENDでは下地島空港から離陸し飛び立った直後の飛行機の真下で記念撮影ができます。
私が来た時も結婚式の新郎新婦が離陸直後を狙ってカメラマンとブライダルフォトの記念撮影をしていました。
ただし飛行機が飛び立つのはほんの一瞬です。
フライトスケジュールを調べてしっかり撮影場所を抑えて待ち構えましょう。
私は撮影する場所を間違えて飛行機を横からしか撮れませんでしたw
宮古島のもう一つの空港、みやこ下地島空港のターミナルにもbirdy Airで行ってきました。
空港内のカフェで軽くランチを摂りました。
ここ下地島空港でしか買えない限定のお土産も売っています。宮古島のお土産を買うにも良いですね。
この辺りは空港以外に建物が何もないので、この空港内が憩いの場になっていました。
宮古島を折りたたみ自転車birdy airでサイクリングのまとめ
- 道は広い。通勤時間帯以外は車の交通量も少なく走りやすい。
- 伊良部大橋と来間大橋はぜひサイクリングで渡ろう。
- 宮古島の東の方はコンビニもないので準備はしっかりと。
- 近距離ならホテル等のレンタサイクルでも十分楽しめる。
折りたたみ自転車のbirdyでも宮古島の本島一周は1日あれば十分いける手応えを感じました。
伊良部島も回りたい場合は2日に分けると良いです。
夜はかなり真っ暗です。
海岸沿いのリゾートホテルよりは賑やかな市街地のホテルを起点にスタートすると、帰りが遅くなった場合も安心感があると思います。
宮古島といえばマリンレジャーですが、サイクリングも楽しんでいってくださいね!
birdyサイクリング記事